元をたどれば全部同じ!?お茶の種類ってご存知ですか?
みなさんこんにちは。
雑学ブログ管理人のたまです。
このブログでは、知っていると日常に彩りを与えてくれるような雑学をぱぱっと紹介していきます。
みなさん、普段からお茶を家で入れたり、スーパーやコンビニなどで購入して飲む機会は何かとあると思います。今回の雑学はお茶の雑学です。意外と知らなかったを知れるかもしれないので楽しんでいって下さい!
茶葉の作られ方が重要なポイント!?
お茶には、緑茶やウーロン茶、紅茶、ほうじ茶や抹茶など沢山の種類がありますよね!
そんな多種にわたるお茶ですが、実は全て同じ茶葉からできていることをご存知でしょうか?
茶葉は全て同じで、カメリアシネンシスという植物の葉からできています。緑茶、ウーロン茶や紅茶などは、とてもポピュラーな飲み物なので、どれも1度は口にしたことがある人がほとんどではないでしょうか?
それぞれ全く違う香り、味なのに全て同じ茶葉から作られているのは驚きですよね!では何が違うのかというと乾燥や発酵といった加工の方法によって変わってくるみたいです。
それぞれの加工方法!!
ではそれぞれ、どの様に加工されているのでしょうか?
緑茶
最も口にすることが多いであろう緑茶ですが、緑茶とは一般的な日本茶の総称です。
緑茶は若葉(新芽)を摘んで加工したものになります。摘んだ茶葉を乾燥させるために加熱して煎じたものが煎茶です。また商品パッケージなどでよく目にする玉露というのは、茶葉を育てる段階で日光が当たらないようにネットを3週間程かぶせて育てたものになります。
さらに緑茶系統で思い浮かべると抹茶が出てくると思います。抹茶になる茶葉も、玉露同様に育てる段階に違いがあります。抹茶用に育てる茶葉のことをてん茶といいます。このてん茶も日光が当たらないように育てられます。後に加工されて抹茶となります。
ほうじ茶
ほうじ茶の色味は少し黄色っぽく見えます。
しかし、元は煎茶なんです。この煎茶を加熱(焙じたもの)して加工したものがほうじ茶になります。
ウーロン茶 紅茶 プーアル茶
ウーロン茶や紅茶などは緑茶とは異なり茶葉を発酵させるという加工が加わります。
発酵の中でも、発酵させる期間によって変わってきます。
茶葉をそこまで発酵させていないものを半発酵茶と呼びます。この半発酵茶葉を使用したものがウーロン茶になります。
そして茶葉を完全に発酵させたものは完全発酵茶になり、これを使用したものが紅茶です。
発酵させる段階で、こうじ菌使って発酵させた後に熟成させたものはプーアル茶になります。
これらのお茶は赤みがかった色をしていますがこれは茶葉に含まれるカテキン(タンニン)が酸化するため、赤い色をしたお茶になります。
その他のお茶
お茶と呼ばれる飲み物の中には、麦茶や蕎麦茶コーン茶、ジャスミン茶などもありますが、これらのお茶はカメリアシネンシスの葉ではなくそれぞれ◯◯茶と、◯◯の部分に使われる素材を使って入れたお茶になります。
なのでこういったお茶は、そもそもの原料が異なってきます。
まとめ
お茶は沢山の種類があり、みた目も味や香りも全く違うのに茶葉が全て同じなのは驚きでした。
お茶にはとても長い歴史があって発展してきた国や文化も違うのに使われる茶葉は同じだということ。この違いを生み出してきた先人達は、凄いアイデアや工夫を凝らしてきた人達なんだなと、しみじみしてしまいました。
今回の雑学は以上になります。
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また次回の投稿でも、お会いしましょう。ありがとうございました!
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