【アホウドリ】その由来と意外と知らない多様性でカッコイイ生態とは

動物に関する雑学

みなさんこんにちは。

雑学ブログ管理人のたまです。

このブログでは、誰かに話したくなるような雑学をパパっと紹介して行きますので、楽しんで頂けると嬉しいです!

突然ですが、ゴルフで3打少なくカップインすることをなんと言うか知っていますか?

正解は「アルバトロス」です。

ではこのアルバトロスとはなんのことかというと、実はあの「アホウドリ」のことなんです。

英語ではこんなにかっこいい名前なのに、日本語では不名誉極まりない名前をつけられてしまったアホウドリですが、調べてみると興味深く、そして何よりカッコいい一面があることがわかりました。

アホウドリとは

アホウドリとは、北半球では北太平洋に分布し、日本では東京から南へ約1000km離れた小笠原諸島などに生息している全長が約90cmの大型の鳥で、平均寿命が30年とかなり長生きです。

そんなアホウドリは警戒心が非常に薄く、陸上において人間が接近してもすぐに逃げず、ぎこちない歩き方ですぐに捕まってしまうため、「アホウドリ」という不名誉な和名が付けられたと言われています。

しかしそんなアホウドリには意外と知られていない顔があるのです。

一途

強いオスがハーレムを作りがちなイメージが強い自然界において、アホウドリはとても一途な鳥なんだとか。

アホウドリは一夫一妻を忠実に守ると言われており、ほとんどのアホウドリが一度連れ添ったパートナーと一切の浮気をせずに生涯を共にするのだとか。

アホウドリは生涯に何度も子育てをしますが、そのたびにいつも同じパートナーを選ぶのだそうです。

さらにはパートナーが寿命を迎えたとしてもその後数年間は他のパートナーを作らないという愛情の深さも持ち合わせているのだとか。

人間も見習ったほうがいいかも知れませんね。人によりますが。。。

多様性

多様性が叫ばれる現代ですが、アホウドリの仲間の「コアホウドリ」のとあるコミュニティでは、人間と同等かそれ以上に多様性文化が発展しているのだとか。

なんとハワイのオアフ島にあるコアホウドリのコミュニティではカップルの約3割がメス同士だと言う事がわかったのです。

さらにコアホウドリは交尾はオスとメスで行いますが、その後受精すると一定数のメスは他のメスとカップルになり、子供が生まれてからはメス同士で子育てをする事もあるのだとか。

古くから人間界には「愛=男女間のもの」という先入観があったからか、動物界も「つがい=オスとメス」と言う先入観があったため、コアホウドリの研究者たちも最近までメス同士のカップルの存在に気づかなかったのだとか。

めっちゃ飛ぶ

翼を広げたときの両翼の端から端の幅である「翼開長(よくかいちょう」が2〜3mと大きな翼を持つアホウドリは鳥類の中でも最大級の飛距離を持っています。

同じ渡り鳥のツバメやツルは1日の飛行距離が約50kmなのに対し、アホウドリはなんと10倍の約500kmも飛行可能なのだとか。

しかも、その大きな翼でたくさんの風を受ける事ができるため、ほとんど羽ばたかずに、長い距離を飛べるのだとか。

ちなみに、アホウドリが翼と風を巧みに利用して、羽ばたくことなく何時間も海の上を飛ぶことから、ゴルフで3打少なくカップインすることをアホウドリの英名である「アルバトロス」と呼ぶ様になったと言われています。

最後に

その名前のせいで、あまりパッとしないイメージがあるアホウドリですが、一途で多様で省エネと、人間も見習うべき側面がたくさんあるんですね。

調べてみると意外な一面を持つ動物って意外と多そうですよね!

 

今回の雑学は以上です。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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それではまた次の雑学でお会いしましょう。

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