誰しもが知る!そんな大企業で一番有名な商品は◯◯だった?!
みなさんこんにちは。
雑学ブログ管理人のたまです。
このブログでは、知っていると日常に彩りを与えてくれるような雑学をぱぱっと紹介していきます。
今回は、みなさんが1度は手にしてきたであろうペンに関しての雑学です。
「ペンなんかに雑学なんてあるの?」と思われる方もいるかと思いますが、ぜひ1度ご覧になってみて下さい!
学生には欠かせない必需品!
ペンと言っても様々な種類のペンがあると思います。
その中で今回、ご紹介するのは「シャープペン」についてです。企業とシャープペンと聞けば、もしかしたら勘付く方もいるかもしれませんね。
その企業とは、大手総合家電メーカーのSHARPです。
ではどの様な繋がりがあるのでしょうか?
日本でのシャープペンの歴史
世界で最初のシャープペンシルの商標はアメリカで発売された「Eversharp」(エバーシャープ)だと言われています。
この商品名は「常に鋭い」という意味です。
そして日本にシャープペンが入ってきたのは明治時代のことです。輸入された当初は「繰り出し鉛筆」と呼ばれていたそうです。
その後、大正時代に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」(Ever Ready Sharp Pencil)という商標の商品として改良、発売されて以降、「シャープペンシル」という呼称が一般化していきました。
輸入されてきたシャープペンシルが広く使われるようになっていったキッカケは?
「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」は、日本語に訳すと「常備芯尖鉛筆」じょつびしんせつえんぴつ であり、「常備されている芯の尖った鉛筆」という意味になります。
これを発明した人物こそ、現在の総合家電メーカー・シャープ株式会社の創業者・早川徳次(はやかわ とくじ、1893~1980年)が発明したものでした。
当初は「早川式繰出鉛筆」という名前でした。その後に改名されていき、「シャープペンシル」となりました。
このシャープペンシル以前の繰出鉛筆はセルロイド製であり、非常に壊れやすく実用的ではありませんでした。しかし、早川式繰出鉛筆は美しく丈夫な金属軸で、実用性と装飾性の高い製品でした。
ですが当初、日本国内では「和服には向かない」「金属製は冷たく感じる」などの理由で全く売れませんでした。しかし、その後に欧米など海外に輸出されると高い評価を得たことで、日本国内でも売れるようになりました。
まとめ
今回の雑学は以上となります。
早川徳次が早川式繰出鉛筆として改良・生産を行ったおかげで日本製のシャープペンシルは広まり、現代まで沢山の人々に愛される製品となったみたいですね。
また、社名の「シャープ」(Sharp)もこの筆記具の名前に由来するそうです。
便利な電化製品のみならず日常でより身近に使用されるシャープペンシルまでも日本に広めてくれた早川徳次さんには感謝してもしきれませんね!
今回の雑学を動画でお楽しみ頂きたい方向けにYouTube「雑学チャンネル」も運営しています。
こちらからご視聴いただけますので、ぜひチェックしてみてください!
ではまた、次回の投稿でお会いしましょう!
ありがとうございました!
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